小高い丘陵地の中ほどの住宅地の一角に計画した、ご夫婦のための住宅。
共働きでアウトドア好きなお二人が求めたのは「帰ってきたときに心からくつろげる空間」と
「この土地に合った外観」。
敷地はもともと雑木林であったと思われる場所を切り開いた土地。
周辺はすでに住宅が立ち並んでいるが敷地の西30ｍほど先には緑深い鎮守の森が残されていた。
この森とのつながりを意識した計画がお二人の要望に対する回答である。


　 あえて道路に接近させて建物の印象を残すようにしているが、
道路に面した部分が宙に浮いているように見えるため、圧迫感は少ない。



　 窓を開け放ったリビング。デッキとつながる。


玄関。奥がクローク。脇に手洗い。丸窓から森が見える。



庭を楽しむ浴室。壁は桧板。




☆7年後、外観を一部改装しました。