設計事務所が設計施工会社と大きく異なるところは、
設計事務所が建築主様の代理人として、施工会社の見積書の単価の査定・
工事金額の調整などを行うという点にあります。
すると、設計監理料の算定が《施工費の何%》という考え方は、
大きな矛盾を抱えてしまいます。
(施工費が高くなるほど設計監理料が増えるため、工事金額の調整が形だけのものに
なりかねない)
そのため小栗建築設計室では、新築の場合は坪単価設計料を設定しております。
実際の設計監理料は、ご契約前に内容を確認し打ち合わせの上で決定いたします。
下記は目安としてご覧下さい。
◆一般的な新築木造2階建て住宅(平坦地・整形敷地)の場合
設計する建物の延べ面積から算出します。
・設計監理料目安 : 30坪以下・150万円 (基本料金)
30坪を超える場合は、超えた坪数に4万円を掛けて算出します。
例) 35坪の場合: 150万円 + (5坪×4万円) = 170万円
*上記の金額は目安であり、必要となる業務を確認して個別にお見積りいたします。
*構造計算が必要な場合は、別途構造計算費が必要となります。
・構造計算費目安 : 30万円程度
◆木造住宅リフォーム(確認申請不要)の場合
設計監理する建物の工事規模・内容などから算出します。
必要となる業務を確認して、お見積りいたします。
・設計監理料目安 : 工事費の15% (25万円~)
*構造計算を行う場合、目安ですが別途1万円/坪程度必要となります。
*耐震診断が必要な場合は、別途診断費用がかかります。
◆住宅以外の場合
設計監理する建物の規模・構造・用途などから算出します。
必要となる業務を確認して、お見積りいたします。
・設計監理料目安 : 工事費の10%程度
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<上記料金に含まれないもの>
・地盤調査費用
・測量費用
・工事費積算費用
・官公庁申請手数料 (建築確認/中間・完了検査手数料)
・印紙代
・遠隔地の場合の交通費
・その他特殊事情により発生する費用
・消費税
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<お支払いの時期および割合>
・第1回支払い : 契約時 10%
・第2回支払い : 基本設計完了時 15%
・第3回支払い : 実施設計完了時 50%
・第4回支払い : 工事完成引き渡し時 残金